ユーロの為替レート(FX価格)について

FX市場で生き残る為に。検証!パラボリック。パラボリックは、RSIの考案者であるJ.W.ワイルダー氏が考案したテクニカル指標です。パラボリックとは放物線、という意味で、放物線のラインが上から下降していき、ローソク足にぶつかったところが「買いシグナル」の発生を意味します。 逆に、下から上昇して、ローソク足にぶつかったところが「売りシグナル」の発生ポイントということになります。この指標は相場にトレンドがある時に有用な指標で、トレンド性が感じられないのに、パラボリックを元に売買しては、危険な面もあります。通貨ペアでいうとドル円に有効なテクニカル指標であるように感じられます。

雇用統計のデータが焦点

今月のドル円は底堅く推移することになりそうだ。継続する日本のデフレで日銀(BOJ)の利上げ見通しは全くない一方、28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米FRBは米経済活動の強まりと雇用市場が改善し始めていることを指摘し日米金利差の広がり観が強まっている。5月7日に米4月雇用統計の発表がある。もし、米雇用市場が予想以上の改善を示せばドル買い・円売りは強まるかも知れない。ただ、中国の人民元切り上げ、ユーロ圏の財政危機や5月6日に行われる英総選挙など注目すべき円買いを誘う材料は依然として残っているので、その進展によってはドル売り・円買いが進められることも考えられる。

 

今月の注目経済指標は米3月個人所得・支出、米3月PCEコアデフレータ、米4月小売売上、ドイツとユーロZEW景況感調査、第1四半期米GDP、米製造業関連データ、住宅データ、インフレデータ、および雇用データとなる。特に5月7日に発表される米4月雇用統計は米FRBが利上げの判断材料として重視しているので、ドルと円の今後の方向を決定付けるかも知れない。3月の米非農業部門雇用者数は予想の+18万を下回って+16.2万人になったが、2月分が上方修正され民間雇用も増加したことを受けて米雇用改善に対する期待感が高まっている。この上、米FRBは4月28日のFOMC会合で米雇用市場が改善し始めていると指摘しているので、今月7日発表の雇用統計で米非農業部門雇用者数に伴って他の経済指標も強い内容になれば米FRBの低金利政策スタンスに変化を引き起こすこともあり得る。

 

米金融政策については、4月27−28日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で米FRBはフィデラルファンド(FF)金利の導入目標を

0−0.25%に据え置きし、これまで通り低インフレと高水準の失業者数を理由に当分の間金利をゼロ付近に維持する方針を決めた。米FRBが保有する住宅ローン担保証券の売却の議論が出ると思われていたが、その話は出ず米FRBは前会合からの経済データを基に経済活動が引き続き強まっていると判断し、雇用市場は改善し始めていると指摘した。これまで3回の会合で米カンザスシティ連銀のホーニグ総裁は反対票を投じ、低金利政策による将来の不均衡の増大と利上げを行う柔軟性を制限しかねないリスクについて懸念している。今後発表される米雇用データが米雇用市場の改善を示せば、ホーニグ総裁と同じ考えを持つメンバーは増えるかも知れないが、そうでなければ米国の超低金利政策は長引くことになる。

3日の週は、欧州発ソブリンリスク問題がリスク回避の嵐を巻き起こした。東京市場がゴールデンウィークとなるなかで、欧米市場主導の展開になった。ギリシャ危機がポルトガルやスペイン、イタリアなど南欧諸国にも拡大する懸念が強まった。ユーロ売りを軸に、各主要通貨にリスク回避の動きが強まった。6日にはNYダウ平均が数時間で一時1000ドル近い大幅安を演じるパニック商状に陥った。ドル円は一時88円近辺、ユーロ円は110円台へと急落する場面があった。この週は英総選挙や米雇用統計など重要イベントも多かったが、材料に先行して相場自体がパニック的なリスク回避の動きをみせた週だった。各国株式市場が軟化、原油安となる一方で、金は安全資産として買われた。